【Unity】波線・ジグザグ線作成ツールの使い方

本記事は、Boothにて無料公開中の波線・ジグザグ線作成ツールのの使用方法の紹介ページです

ダウンロードはこちら

前提事項

Unity URP
・動作確認を行った環境: Unity 2022.2.19

URPって何?という方はこちらの記事で解説しています。

導入方法

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導入方法

ファイルをダウンロードし、解凍したUnitypackageファイルを任意のUnityプロジェクトにインポート(ドラッグアンドドロップ)してください。

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(1)Prefabから作成する場合

2-1.Assets > WabeTool_ECUI > Prefab > Wave > WaveLineをシーンに配置してください。

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(2)空のGameObjectから作成する場合

空のGameObjectに、LineRenderer(Unity公式)と、WaveLineRendererをアタッチしてください。LineRendererのMaterialには、Assets > WabeTool_ECUI > Material フォルダのマテリアルをアタッチしてください。

以下のようになっていればOK。

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線の始点と終点を設定する

(1-Prefabから作成する場合)StartとEndの位置(Transform)を設定してください。
(2-空のGameObjectから作成する場合)StartPointとEndPointに線の開始と終了位置のTransformをもった空のGameObjectをアタッチしてください。

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線の見た目を設定する(WaveLineRendererのパラメータ設定)

線の形状を設定出来ます。具体的なパラメータの設定の説明は次の章で説明しています。

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線の見た目を設定する(Materialのパラメータ設定)

線の見た目を変更出来ます。こちらも具体的なパラメータの設定の説明は次の章で説明しています。

作成した線をスプライトとして保存する場合

WaveLineRenedererの「Save LineRenederer as Texture」ボタンを押してください。
Save Pathから保存先を指定出来ます。

仕組みとしては、線の表示されている部分を一時的にカメラにレンダリングし、その内容をテクスチャとして保存しています。そのため、線の周囲に他オブジェクトがあると、テクスチャ内容に映ってしまうので一時的に非表示にするなどして対応してください。

保存されたテクスチャはUIなどで利用いただけます。

設定可能なパラメータの説明

【WaveLineRenderer(線の形状)の設定項目】

パラメータパラメータの意味
LineStyleWave(波線)かZigZag線かを選択できます。
WaveCount波の数です。上下の凸部を足した数です。
WaveHeight波の高さです。
LineWidth線の太さです。LienRendererの値を更新するようになっています。
SavePath「Save Line Renderer as Texture(詳細は後述)」ボタンを押した時に保存されるパスです。

上がWave、下がZigZag。

【マテリアルの設定項目】

パラメータパラメータの意味
LineType実線(Line)か破線(Dash)かを選択できます。
FillType単色塗り(Solid)かグラデーション(Gradation)かを選択出来ます。Solidの場合は、Color1が使用されます。
Color線の色です。単色塗り(Solid)の場合こちらの色が使われます。
グラデーション(Gradation)の場合は、始点側の色になります。
Color2グラデーション(Gradation)の場合は、終点側の色になります。
Fragment破線をどれだけ細分化するかを設定できます。大きいほど細かい破線になります。
Density破線の間の隙間の密度です。0.5にすると表示と非表示が半々になります。
0にすると実線と同じになります。1にすると消えます。
Speedスクロールスピードです。スクロールさせたくない場合は0にしてください。
破線(Dash)にして動かさないと動いているか分からないです。
マイナスの値にすると逆方向(左から右)に動きます。
Speed = 1.5

注意事項

使用しているシェーダーは「URP用」です。URP以外での動作は一切保証しませんのでご注意ください。
・LineRendererはUIとして使用することができません(Unityの仕様)
作成した線をUIとして使用する場合は、Spriteに変換して使用してください。
・ゲーム内で線の形状を動的に変更する必要がない場合は、Spriteに変換して使用することをお勧めします。

QA

Q:線の先端を丸くしたい

A:Line Renderer内の設定から変更出来ます。先端の頂点の数を増やすと丸くなります。

利用規約など

【禁止事項】
このアセットのご利用にあたって、次の行為は一切禁止とします。
・このアセットの一部または全部を、(ゲームに組み込まずに)公開・再配布・販売する行為(※たとえ改変したものであっても禁止)
・このアセットの制作者を偽る行為
・その他、このアセットを公序良俗に反する目的や反社会的な目的で利用する行為

【改変について】
上記の禁止事項に抵触しない限り、自由に改変して頂いて構いません。

【商用利用について】
上記の禁止事項に抵触しない限り、商用利用して頂いてOKです。

【著作権について】
・このアセットの著作権は、制作者である「Yu-Rin-Chi Games」に帰属するものとします。
・このアセットのご利用にあたっては著作権表記は任意で構いません。

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